風邪とNコン全国大会と。2008年10月14日 22時11分59秒

 この3連休。行楽日和だったにも関わらず、どこにも行かず、家に引きこもっていました(泣)

 若干風邪気味でのどが痛くて微熱があるような、ないような状態で、初日を寝て過ごしたら、後は気合を入れなおす事が出来ずに、最後までだらだら・だらだら過ごしてしまいました。お陰で、一応風邪は小康状態。このまま治れ~治れ~~!!

 で、何をしていたかというと、NHK合唱コンクールの全国大会を小学生の部、中学生の部、高等学校の部。と見てしまいました。今までこんなに真剣に見たことない。お前は暇人かっ!・・・はい、暇人でした。。。途中で見るのをやめられない。学校紹介が入ったりするからかな?ロボットコンテストや鳥人間コンテストの楽しみと一緒かな?おい、一応ケイケンシャだから?とかは??(^_^;) 何にせよ、若者が頑張る姿はさわやかですね?!(汗汗)

 さすが、全国大会となると、どこもレベルが高くって、金賞も賞の取れなかった学校の違いは素人耳には分かりませんでした。どこもかしこも上手いから、合唱なんて簡単なんと違うん?と思えてくるくらい。大学時代、サークルのBOXで、テニスの試合のテレビを見ながら「上手い人がやってるとテニスって簡単なスポーツに思えるなぁ~」と言ったら、とある巨人ファン(しかし関西人)が、「何いうとんねん、野球かってそうや。プロのプレイ見てたら、あんなんめちゃめちゃ簡単なスポーツに思えるわ」とか言ってな。。。どの世界も・・・っすね。

 さて、このNコン放送の中で嬉しかったのは、初日の小学生の部の審査発表までの余興(?)で、「あなたの好きなNコン課題曲」というアンケート(各予選会場とインターネットで募集していたらしい)で、高校の部の3位に、堂々!平成3年課題曲の「聞こえる」が入賞していた事です!

 他は、小学生の部も、中学生の部も、高校の1位2位もここ数年(平成16年~平成19年)のばっかでした。そりゃ、最近は有名アーティストが作ったりしてるもんなぁ~。そんな中、平成ヒトケタ世代の入賞?!すばらしい!さすが「聞こえる」!!・・・・と、一人で興奮しておりました。いや~後世に残る名曲を現役で歌えたなんて、合唱部に出会えてよかったなぁ~としみじみしてしまいました。

 その後、NHKの合唱団による「聞こえる」の演奏までありました。う・れ・し~~!思わず口ずさみたくりましたが、のどがおかしいので「か」と言った時点で咳き込んでしまい、大人しく鑑賞しました。近所迷惑にならなくて良かったのかも?風邪万歳??

 しかし、懐かしさのあまり、忘れてたけど、1991年時点から、世界情勢は色々動いてきたけど、根本的な事は、何にも解決してないのな。。ブッシュ父が湾岸戦争で叩き潰せなかったフセイン政権をブッシュ子が叩き潰したけど、イラク戦争は泥沼になってるし。。環境破壊はあれから17年ますますもって拡大し、二酸化炭素は増加してるし。東西融和&冷戦終結はしたけど、その分、核は米ソのみならず第3世界にどんどん拡大していってるし。。。

 こないだの予言の番組で思ったけど、核戦争の危険って全然去ってないんだよな。何かの拍子にバランスが崩れたら、ってことはありえないとは限らないんだよな。。 中学生の頃は、「現代問題を学習する時間」ってのがあったからか、何かの拍子に明日にでも人類滅亡があるかもしれないって思いながら生きてた気がする。それを思うと、中々ハードボイルドな青春だよね。。

 暇に任せて、「田口ランディ×寺門琢己 からだのひみつ」という本を読んでたら、最後の方に

 「人類が、類として消滅する可能性を秘めた核のある時代に生まれた世代の死生観や終末観は、それ以前の人類とまったく違うと思う」とか「日常の中で個人の死と乖離されながら、人類規模の死という情報にいつも接しているというアンバランスな中で、ものすごい精神状態を保ってる」などなど書いてありました。

 そーなんだよな。今って、なんつーか、すごい時代なんだよな。
 今の人たちに「聞こえる」が響くのも、1991年から、何にも変わっちゃいないからなんだ、、と思ったら、いいのやら、わるいのやら。。
「何ができるか、教えてください」状況は変わってないのかな?っつー感じで。。

 ちなみに「からだのひみつ」の結論は、こういう時代だからこそ、からだに立ち返れ。でございました。ホントかな~~~???
 あ~Nコンから、壮大な話になってしまった。。。