ハワイ・いけるかな?②2007年10月05日 21時52分03秒

 さて、ロミロミです。
 
 昔は、カフナと呼ばれる神官的な職業の人のみが、行っていたというロミロミ、これもハワイの他の文化と同じく、口承あるいは、見て覚えるということによって伝えられ、書き記されるということはなかったそうです。それぞれの島、村によっていろいろな方法があるとのことです。

 ロミロミのスクールを調べてみれば、なんとかさんというカフナから直接教えを受けたなんとかさんにより正統派のロミロミ・・といった記述が目につきます。しかし、それとは別に、ハワイ州による免許もあるそうです。前述の「ハワイのスピリチュアルマッサージ・ロミロミ」によると、この免許を取得するには、50時間の解剖学、100時間のマッサージの理論、420時間の上級訓練が必要とされるそうです。国家資格みたいなものという感じで、日本の柔整や鍼灸やあんま指圧マッサージ師と似てるかもしれません。しかし、この免許を持たず、代々の家に伝わるロミロミを行っているところもあるそうです。
 それは、それでいいと思うのですが、その免許制度の穴というか、規制のゆるいところから、拡大解釈され、いろいろ雑多なロミロミが存在することになっているそうです。これも、日本のリラクゼーション業界と似ていますね。本当は、我々は無資格者なので、「マッサージ」という言葉は使用してはならないのです。ボディケアとか何とか整体とかいう名前でゴマかさないといけません。日本では「ロミロミ」に関する規制はないので、使っていますが、ハワイではハワイで、似たような問題が存在するのですね。

 で、私が行って習ってこようかなと思っているスクールは、この雑多なもののなかの一つ。許容されてるけど、免許制度とかからいくと全然関係ないものだし、多分、正当なカフナのなんたらとも無縁。だから、習っても箔付けには全くならないような気がします。

 だけど、ロミロミという言葉を使って営業する以上、ハワイの地を踏まずして仕事をしていいのかな?と思うと、ハワイには行っておきたい。しかしせっかくいくなら、遊びにいくだけというのも味気ない。勿論、遊びに行くだけでもいいのだろうけど。

 そんなことをううむ、ううむと考えた挙句、もうええわい!なるにまかせよ!と思いました。スクールが役に立とうと立つまいと、それがキッカケでハワイに行く気になるのであれば、とにかく行く方に掛けよう。行って、「ああ、ハワイきれいだった~、スクール大したことなかった~」で終わったとしても、行かないで判断してるより断然いいし、お金で買える経験ならば、買ってでも行ってみよう!てな訳で。

 そんな事を決心して、やっと飛行機のチケットを取って、とにかくマナを感じにいくなら、マナ・カードが欲しいよねぇ~(ハワイに魅かれてるのもマナ・カードの絵柄がものすごくいいと思ってるのと関係はあります)とマナ・カードの解説本を探しに本屋さんにいったら、それはなくて(注文しました)代わりにそのロミロミの本と、「スピリチュアル・オアフ」という本がありました。

 「スピリチュアル・オアフ」は今年の6月に発行されたばっかりの本!ナイスタイミング!!というのも、ホンモノのロミロミは、ハワイ島(ビッグ・アイランド)やマウイ島に行かないとない、とか、色々聞いてたので、ハワイ最大の都会、ホノルルのあるオアフ島には、あまりスピリチュアルなスポットはないのかなぁ~と思っていたからです。いろいろあるのですね。ヨカッタ(*^_^*)

 観光案内にエネルギー的な観点からの解説が書いてありました。どれだけ感じられるかどうかは分からないけど、オアフ島にはマナはないのかな??という思い込みが嘘だって分かっただけでもよかったです。さらに図書館から借りた「ハワイ・ブック」によると、成長期のハワイ島から、老年期にさしかかるカウアイ島、ニイハウ島という島の一生を見ていくと、オアフ島は壮年期にあたるらしいです。そして、ホットスポットからかなり離れても噴火していた火山があったという、地質学的には謎の多い島なのだそうで。

 ロミロミが、正統なものでもなくても、マナを感じてすればそれはちゃんとロミロミになるはず・・・。自分の感覚を信じて、ハワイの「気」=マナを感じて、自分なりのプレを見つけて、客観的にはつぎはぎでも、自分の中で一本の線の通った施術が出来るように、いろいろ感じてこよう!と決意した次第なのでした。

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