ばななさんの文庫の新刊2009年04月25日 00時09分09秒

 引越しも無事完了し、工事も無事に始まり、アロマの修了試験も無事終了し、本番の試験までは1ヶ月~~。ここらでひと息~~。

 旅行からこっちのこの1月半、1つ狂えば全て狂ってくる(狂ったときには何とか修正できたんでしょうが)カツカツのスケジュールで動いてきたので、この1週間はとても気が抜けました。気合を入れなおすのもしんどいくらいなので、もうすぐGWだし、しばらくだらだらさせてくり~~という感じ。

 そんな気持ちでふら~と本屋に入ったら、よしもとばななの文庫「チエちゃんと私」というのを発見・購入。疲れてすさんだ心が随分癒されました。

 私は本を読むときに、ストーリーとかよりも、感情をゆさぶるようなフレーズにカタルシス効果を感じて癒されるのかなぁ~と思った次第です。

 たとえば
「小さい頃の日曜日の夕方(略)どうしてだか分からないけれど、淋しくてたまらないような、自分はもう自分の家にいるというのに、どこかへ帰りたくなるようなあの気持ち」
とか
「夕焼けは西のほうからうわぁっとめくるめく勢いで」
とか、そんな感じのフレーズに。

 チエちゃんもすごいけど、主人公のカオリさんも素敵です。自分の嫌なところを自分で冷静にわかってる所も、流行を作り出すことはできなくても、ある一定以上の品質を常に保てる・・・仕事がかっこいいです。いいなぁ~~~。でも、自分より7つも年下のチエちゃんのことも「おばさん」というのだけはなんだかなぁと思いました。勿論30代半ばは、子供からみたら立派なおばさんだけど、年上の人からおばさん、と言われるのは抵抗がある・・・ような。もちろん、もう若くはないのだけど。いや、でもまぁまぁ若いと思うんだけど(笑)

 しばらくは、がんばることは一切止めて、この本の余韻に浸ってだらだらしたいです(^_^;)

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