ベチバーの精油2009年05月07日 21時52分06秒

 昨日の夜のこと。
 GW中続いた無気力からやっと抜け出せそうかと思ったら、突然不安と焦燥感に駆られ始めた。安定剤レキソタンくれ~~!というレベルで。

 20代の一時期、毎日寝る前のレキソタン1錠が手放せない時代があった。そんな少量なのに、なかなか止められなかった。で、止めるために色々チャレンジした中の一つが(まぁ肩こり・頭痛等他の期待もあったけど)アロマテラピーだったのです。その時はいきなりベチバーじゃなくて、普通にラベンダーとかだったかな???・・・ところで、半年前から耳鳴りで処方されてる抑肝散加陳皮半夏は、漢方の安定剤と言われてるらしい。私って、どんだけ安定してないのんさ。。。。ほんまに。

 なんで、こんなに精神が不安定なんだ?と思ったら、そうか最近アロマテラピーをしてないのかも??と思った。一人暮らしは、そうそうケアはしなくても、お風呂に入れて、とかはよくやってたからな、と。

 こういう気分の時は、絶対ベチバーがええやろな、と思って瓶の蓋を開けた途端、あああ!これです!想像していた以上に、心がベチバーを求めていることに気付いた!ここまでベチバーに心が飢えていたとは!なんか、やっぱり精油ってすごいですね・・・改めて。

 ベチバーは、イネ科植物の根から摂れる精油で、草のような土のようなスモーキーな香りで、爽やかとか甘いとか全然ない。いわゆる「くさい」系(ベチバーごめん)なのに、こんなに惹きつけられるとは。。。とちょっと悲しくも思いつつ、芳香浴だけでは、ガマンならず、10mlキャリアオイルにベチバー1滴、ローズウッド1滴入れて、セルフトリートメントしました。ローズウッドも沈静に良いですしね。だけど、ベチバーの匂いしかしませんでしたが。求めてたのはベチバーだったんでよかったんですが。

 自分の手を客観的に感じられるくらい、真剣にセルフトリートメントが気持ちよかった(^_^;)いやもちろん技術に関しては、我ながら、「ここはよくないよな」「あ、これは意外といいよな」とか。しかし、怪しいなぁ~~(汗汗)

 ベチバーは、「アロマテラピーのための84の精油」(フレグランスジャーナル社)によると、「トランキライザーと縁を切るのを手助けしてくれる精油」であり「地に足をつけさせてくれる精油」なのだそうです。私にかなり必要とされる精油なんですね。

 そんなこと知らなくても、くさいのに心地いいと思える草の匂いです。同じ本では、「天幕、ブラインド、日よけ」に使われてきたと書かれていますが、まさしくそんな感じで、暑い暑い白昼の中、日陰でござの上でうつらうつらしてるときの香りがします。幸せな天国のひととき。で、傍らには何故か水牛がいるイメージ。過去世のひとつに東南アジアやらインドがあるのかなぁ~というイメージを喚起させられる、というか。

 アロマテラピーの面白さを再認識させられた出来事でした。体の不調もまた楽し。。。っていうか、もっとコントロールしていこうよ私。ハイ・・・。