思ひ出に浸る・・・(長文)2007年05月21日 21時24分31秒

 「おおきく振りかぶって」近所の漫喫が入れてくれるのを待てず、梅田の漫喫へ。そういえば、あだち充以外の野球漫画読むのって始めてだなぁ~。ちなみに私の野球の知識は、キックベースボール程度しか無い。贔屓にしてるプロ野球チームも無いし・・。高校2年だったか3年だったか・・の時に、我が高校のグランドの隣にグランドを持っている某私立高校が夏の甲子園で優勝したときは、かなり真剣にTVを見た記憶があるけど。。。ってあれ?!2年だったら自分の部活は?!3年だったら受験勉強は??!ナゾである。

 大学時代は、サークル対抗草ソフトボールが毎年1回行われていて、男子だけで真剣にやってるチームもあったけど、対戦相手も女子が混じってたりすると、こちらも女子を混ぜて和気藹々と試合をしたもんである。私は中学時代にテニスをしていたからか??、とりあえずバットをボールに当てることができたので何回か試合に出させてもらい、何回も塁に出れて、攻撃はそんなこんなで楽しかったのですけど、守備がまったくもって理解不能。外野まで飛ばしてこないチームと対戦する時は、気楽にライトあたりでぼけっと突っ立っていたのですが、基本的にフライが取れませんので、飛ばす相手のいるチームと対戦する時は、外野に男子を回してしまい、こんな私が!サードベースを任されてしまいました。といっても、ショートの人にカバーされまくりナビされまくり、ひょぇぇぇぇぇ~と思いながら早くベンチに帰りたくて、ひたすらアウトの数を数えていたことしか覚えていません。
 ちゃんと仕事したのかな。。。ナゾだ。

 まぁ、そんなお遊びのソフトですけど、試合前には男性陣が真剣に、○○は何番で・・・とか××はどこの守備で・・・とか話し込んでいるのを聞くにつけ、なんか野球って面白そうだねぇ。と思っていたのでした。

 前フリが長くなってしまいました。さて、この漫画「野球をしらない人でも楽しめる」「野球が面白くなる」と紹介されていたので、むむ、こんな程度でも大丈夫かな?と思って読み始めました。とにかく、私と誕生日・血液型のデータが同じ主人公?が変で面白い!でも野球のことがちゃんと知りたくなる・・・「えっとぉ、これはファウルだったのね?」とか「ツースリー」だから、次ボールを投げたらあかんねんなぁ、と無い知識を総動員しながら読むから漫喫で読むには時間がかかって仕方ありません。。。かといって買うかどうかはまだ決心しかねる所。ううう。

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 さて。ここからは、野球ではなく庭球の話。三橋の話を読みながら、自分の中学時代を振り返らずにはおれない。。部員全員に嫌われてもマウンドを降りない三橋ってすごいと思うよ・・・という所からずるずると。。。なんか今年は中学時代を思い出せキャンペーンの年なんだな。。

 中学時代、私は軟庭の「ボレーの打てない」前衛でした。なんか前に出る勇気がないというか攻撃力を前面に出せないというか。そんな私の得意技は「変なレシーブ」でした。バレーボールのサーブでもそうなのだけど、打つときに妙な回転をかけるクセがあるみたいで、私のクセを熟知してない人には非常に拾いにくいバウンドをする球になったりする訳です。でも、所詮前衛の仕事は、レシーブでななくボレー&スマッシュ(今はルールが変わって前衛・後衛の区別はあまり無いと聞きましたが・・・・)。レシーブできる機会なんて本当に少ない。一時、私は後衛になった方がテニスを楽しめるのではなかろうか?と思い、サーブの仕方をきちんと知らないので、休みの日とかにサーブの特訓をつけてもらって、顧問に言いに行こうか・・・ともうじうじ考えていたのですが、言い出す勇気が持てず。。そのまま引退まで前衛を通してしまいました。

 そして、私達のペアは万年7番手でした。もちろんレギュラーではなく。私がレギュラーになれないのは仕方ないとして、ペアの子に申し訳なくて。。「任せた!」と声をかけられても打てなくて、点を取られて「ゴメン・・」と謝りにいって「ドンマイドンマイ」と励まされて。でも、それがずっと続くもんで、「ドンマイな訳ないよなぁ。怒ってるだろうなぁ~~どうしよう~~次こそは決めなくちゃぁ・・・」と常にオドオドしていました。ペアの子はそんな私のフォローに走り回るお陰でかなり上手になっていっていました。(註:チームメイト談「Kちゃん(そのままだな・・汗)は、W(※朔)ちゃんのお陰でどんどん上達してるよ~」・・・って褒め言葉デスカ・・・?)Kちゃんは、私じゃなく、ちゃんと攻撃力のある前衛と組んだら、レギュラーを狙える実力はある、ハズ。。だから、私はどうしたらいいのだ??別の人とペアを組ませてやってくださいって先生に頼むのか??そしたら、その後、私とペアを組みたいって言ってくれる人はいるのか?そんな事を考える間に、自分が強くなればいいのではないか??

 思考ぐるぐるループ。本当は勝ちたくてたまらなかったけれど、「勝ちたい」と言う勇気がなくて「まぁテニスは楽しみでやってるだけで、てへへへ」的なポーズをとり続けた日々よ。。。部活は部活で大変だったけれど、本当に勝ちたかったら、思ってるだけじゃなくてもっと貪欲に練習すればよかったのではないか・・?と今となったら思う。けど、当時の私はあれでイッパイイッパイだったのだからなぁ。。。
 「おお振り」あの頃の私に読ませてみたい漫画。まーおそらく、「だって三橋はさぁ、スピードがなくても変化球のコントロールがすごいやんか。努力したんだろうけど。。でも努力して出来るのは才能やろ。阿部にあんなに見込まれてるし。テニスに変化球とか聞かないし。レシーブ打ててもボレー打てなかったら意味無いし。それに私なんてどうせ多分Kちゃんに呆れられてるし多分もうすぐ嫌われるし・・・どうせどうせ」と、ヘコんでる三橋の顔で言いそうだ。それを奮い立たせる術は、今の私にも、無い。

 ちなみにペアのKちゃんは、卒業のときにくれたサイン帳に「W(※朔)ちゃんは、テニス上手いと思う(私は分かります)。だから、高校でも是非続けてね」のような事を書いてくれた。・・・どこが?!あの変なレシーブ以外は、全然すごい球打てない私のどこを見たら上手いとかいう言葉がでる訳だろう??・・と思ったけど結局聞けず終い。私は、高校で一応軟庭に仮入部したが、中学時代と同じ事を繰り返すのが嫌で、3日で退部し、帰宅部でいいかぁ~と思っているところをクラスメイトの合唱部員に拾われた。Kちゃんは高校でもテニス部に入り部長になっていた。私は、合唱部には入ってホント色々楽しかったけど。

 ああ~テニスしたいなぁ~。
 野球漫画のくせにテニスがしたくなるとは何事か?と思いますが。なんかそれだけアツくなる漫画なのです。それから、読んで野球のことをもうちょっと知ろう。。

 三橋のピッチャーへのこだわりを読むにつけ、そんなにマウンドって魅力的なのかぁ~と思う。やっぱ一番ヒーローだから??  が、・・・私は守備はどのポジションも嫌だな。。その中でも、絶対キャッチャーは嫌だな。頭使うの苦手なんで。だから、阿部すげ~尊敬~。そして、漫画を読むだけで、絶対に体験できない選手の気持ちや、そのポジションを体験できてしまうってすごいです!買おうかどうか迷うわ・・・「おお振り」。
もとはと言えば、三橋とデータが一緒なだけだったのだが・・・←しつこい。。

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