35年前の新聞2007年06月14日 23時33分20秒

梅雨入りしましたが、やっとやっと、冬物の小物(マフラーとか手袋)を押入れの引き出しの中に片付けました。その時に、ふと引き出しの下に敷いてあった新聞に目が行きました。・・・なんか古そうだなぁ~。一体いつのやろ・・?

と引っ張り出してみたら、昭和46年10月12日付でした。古っ!・・・しかしその面に書いてあった記事に注目!

「50年後炭酸ガス量2倍」「人類は窒息死?!」「満員電車並みの息苦しさ」

といったタイトルが並び、化石燃料の使いすぎによる二酸化炭素の増加について警告する記事でした。さすがに温暖化までは、大きくは書いてなかったけど。でも、そんな昔から言われてたんじゃない~!二酸化酸素の増加について、未解決の問題が山積みなことを考えたら、36年なんて全然古くないのかもしれない。。

古新聞といえば、長野の戸隠にあった古民家(なんかの博物館だったような・・・)。まだあるのかどうか分からないけど、その一部屋にあった文机のなかに昭和13年だったか、とりあえず戦前の新聞が何日分かありました。パリパリ~で、字も旧仮名遣いで。正露丸の広告は征露丸で、「うわぁ~歴史歴史~」と大喜びしながら読みました。今の新聞と決定的に違うのは、軍関係の記事が多いことで、「そうかぁ~こんな時代を経て、戦争の時代に抵抗無く?突入してったんだなぁ~」と妙に感慨深かったです。

ちょっと前の古新聞は価値がないけど(今新聞とってないから、何日前の新聞でも新鮮ですケド(^_^;))、何十年前の新聞は、ものすごく面白いなぁ~。・・・しかし、今って昔の満員電車みたいな空気なのかなぁ?50年経つまでには、あと14年残っていますが。でも、当時は、コンビニみたいな店があって、しかも酸素缶なんて売ってるなんて聞いたら、SFみたいに感じたろうなぁ。