現実逃避な日々2008年02月10日 22時32分17秒

 今年に入ってから、割と、必要最低限、というか仕事&ジム&もろもろというミニマムな生活を続けてきて、「おお、目標があるとスゴイネ~!」と思っていたのだけど、こないだの木曜(インドランチ&萩尾望都さん)から、一気にペースが狂ってしまったです。まず、金曜日、オキラレナカッタ。。。ので「風邪をひきました」と電話をして会社をズル休み。そのまま昼の3時半まで爆睡。雪の土曜もかなり起きられなくて、ものすげ~~嫌々ながら仕事に。ものすげ~~仕事したくない気を出しまくっていたからか、雪で寒かったからか、殆どお客がなく、あんまり人にはメーワクかけなかった、と思うのだけど。

 んで、今日は、大阪市立博物館の「銀河鉄道の夜」のCGムービーを見に行きたかったけど、やっぱり案の定起きたら昼で、空席状況をチェックしてみたら満席で、諦めました。でも、いっこ良かったニュースは、3月末までの上映予定が、ロングラン決定して9月末までになってたことです!!よかたよかた!!夏に花巻行くまでには、必ず、朝から並んでチケットgetして見る!!!

 そして、本屋でだらだら立ち読みし、最後はマンガ喫茶で締め。結局、マンガ喫茶に行かないと終わらないのだな。必要最低限な生活に心が磨耗してきたら、フィクションの世界にどっぷりと漬かって、無駄を満喫するのである。もちろん美味しいパン(お菓子も良いけど、甘いものを食べ続けると塩味のパンが一番好きということで、パンに走り始める)もストレス解消にはなるけど(腹回りの事を考えなければ・・・)胃袋のサイズに限界もあるしねぇ~~(^_^;)

 前回、こんな生活に陥ったのは、去年の6~7月頃だったと思う。仕事が13時から22時の遅番勤務で、締めの事務をして帰ったら24時前になるにもかかわらず、ど~~しても帰りにマンガ喫茶に寄らないと帰れなかった。あのときは「ホムンクルス」読んで、心理学って目で見えたらこんなことかぁぁ~~!!と衝撃を受けたり「PLUTO」読んだりしたけど、そのうち「ドラゴンボール」を最初から読み直して、やっぱ鳥山明ってすごいわ~~と思いました。帰宅が午前3時頃になって、起きるのが11時、家を出るのが12時。頭の中は(仕事中も)ドラゴンボールの事で頭一杯。現実逃避の一種なんだろうけど、こんな生活してても誰にも怒られないのがすごいわ、一人暮らし・・・と思いつつ、このままずっとこうだったらドウシヨウ・・・と思っていたけど、いつの間にか、マンガ喫茶無しの生活に戻っていましたね。。

 今回は、勢いでマンガ喫茶にはいったものの、何が読みたいのか思いつかなくて、書棚を一周。岩明さんの「ヒストリエ」④巻がまだだったことを思い出し、同じく「エウレーカ」がまだだった事を思い出し、それらを持って自分の席へ。そんな訳で、今の私の頭の中は、まだ古代地中海世界が渦巻いています。

 そういえば、昨日の夜は、眠いにも関わらず、明け方までNHKを見てしまったのでした。ERとBSの特集番組。どちらも戦争に関わる話だったんでした。岩明均さんのマンガは、人体解体なシーンが多いけど、つまりみんな戦争の話なんでした。寄生獣との戦争よりも、人間同士の(しかも古代の)戦争は、画面のグロテスクさ(?)はマシだけど、人間は、こうやって戦争してきたのかぁ~~と思うと返ってグロいのかもしれません。
 大英博物館に、槍がささってそのまま戦車に押しつぶされたヘルメットを被った頭蓋骨、の展示が来ていたもんよなぁ。。

 「エウレーカ」の中では、年老いたアルキメデスが、自分の考案した武器で人が死ぬ事と、殺された国の人々か自分に報復しに来る事を恐れていました。「ヒストリエ」では、まだあまり関わりはないけど、アリストテレスの存在が最初っから強調されています。主人公のエウメネスが、アレクサンドロス大王に仕える事になり、アリストテレスは、そのアレクサンドロス大王の若い頃の家庭教師なんだったっけかなぁ??ただ有名人だから出てきてる訳じゃなくて、何か重要な局面でストーリーに重みを加えるのではないのかなぁ??と期待しているのですが。楽しみ。

 はふ~~、そして明日っから、また「楽しく」仕事できる日々に戻れるだろうか??や、もう「楽しく」しなくてもいいや。「楽しく」してる振りをしながら心は、はるか遠いところへ~~。その内地球一周して、自分の中に戻ってくるでしょう。多分。

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