東北旅行その①2009年03月19日 21時18分13秒

仙台のけやき並木です
 写真は仙台のけやき並木(夕刻)です。

先日の東北旅行について、落ち着いて書き始める時間がとれました。今回の旅行、最初から最後まで、完全に趣味にどっぷり漬かっています。こんな趣味に走った旅行をしたのは今回が始めてかも。。。いや、学生時代の卒業旅行(一人旅)で、NZにペンギンとアルバトロスを見に行ったのも完全に趣味どっぷりだったかも・・・??(^_^;) 基いっ。

 その①は、松島と、AEAJの東北地区イベント、安珠先生(アロマセラピスト・ボディーワーカーであり、パーマカルチャーデザイナーの方)の講演についてです。
※パーマカルチャーは、持続可能なライフスタイルひっくるめた農村生活みたいな???最近本屋さんでもそういうコーナー出来てますね。まだ詳しくは私も、わかってないですm(__)m


 3月、春休み18きっぷの季節。ムーンライトながらで東京に朝5時についた私は、何年ぶり?!という東京をスルーして(ラッシュに巻き込まれる前にっ!!)北上を続けます。この日は低気圧が太平洋側&日本海側のWで通過していった日だったので、お天気は陰鬱な雨。電車は順調に走り、昼すぎには仙台にたどり着いたのですが、外はざぁざぁ降り。。。外出たくないナァ~~、スタバで持って来た本を読んで(本当は電車用)ゆっくりすごしたいかも・・・と思いましたが、「いかんいかん!そんな事は大阪でもできる(しないけど・・・)、今日は出かけないと!!」と甘い考えを振り払い、荷物をコインロッカーに預け身軽になって、松島へと出かけました。

 なぜ松島に行きたかったか。・・・それは、私が羽海野チカさんのマンガ「ハチミツとクローバー」のファンだからです。主人公、竹本くんが、東京を逃げ出すように自転車で走り続け、答えを掴む重要なターニングポイントの舞台として描かれたのが、松島だったからです。羽海野さんは、綿密に取材をして、背景とかそっくり描くらしい・・・ので、是非、瑞巌寺とか五大堂にかかる「透かし橋」がどんなのか、見に行きたくて。で、ザザ降りの雨の中、歩き回りました。

 結論からいうと、マンガは本物どおりではないかもな、アレンジしてらっしゃるかもな(そりゃあそうかも)。。と思いました。五大堂の透かし橋も危なくないように、板が渡してあるし、渡った先でおみくじ引けなかったし。(昔はどうだったのか分かりませんが。。。)詳しくは、「ハチクロ7巻」とじっくり見比べてみないと分かりませんが、マンガは、引越し荷物にいれちゃっててすぐ見れないのデス。。だけど、「ああっ、ここはもしかして、あのシーンっぽい?!」っつ~とこもいっぱい発見。瑞巌寺のいろんな装飾も、竹本くんになった気分で見てました☆幸せ(*^_^*)

 あとは、修行の地、雄島が良かった。石窟が掘られてて、中にたくさんの(最盛期には1000を超えたそうな?記憶があいまい)の小さな仏像が納まっています。なんか小さい島なのに、日本離れした、ガンダーラな気持ちになります。不思議な島でした。(※ガンダーラ美術って訳じゃないけど、雰囲気シルクロードっぽいていうか・・・・3/22追記)

 濡れネズミになりましたが、行ってよかった松島。でも、出来れば次は晴れて暖かい日に行って、遊覧船とか乗ってみたいです。


 この日はユースホステル離れした旅館並みの設備で有名な道中庵ユースホステル泊。噂に違わぬ素敵さでした。相部屋になった母世代姉妹の方も素敵な方でしたが、「このユースはすごいですね」っていう話ばっかりして過ごしてしまいました(^.^)

 翌日は、昨日の雨なんだったの?!と思うくらいの晴れ!!!しかも、ぽかぽか暖かい。(最近ほどではないですが)この日はメインイベント!!AEAJ地区イベント、安珠先生の講演!!このためにわざわざ関西から来たのは私ひとりっぽい・・・(北海道から来てた人はいてたみたいですが。。。)「追っかけですね」って近くの人に言われてしまいました。「この機会を逃したら無いかも?!」と思っての参加で、いわゆる「追っかけ」ではないと思ったけど、やっぱ追っかけかもですね???

 講演の中身は、まさしく私が知りたいことが過不足なく、ドンピシャでした☆

 現代の忙しい生活から、ホリスティックなパラダイムに変わる大変な時代、大事な事は、おきている事を「考える」のではなく、「感じる」感性。微かなからだの声・自然の声に耳を傾けること。ちょこちょこ実践することが大事なこと。植物の友達の探し方は、心の目でぼ~~っとしながらゆっくり探すこと。お友達になる為に、スケッチブックを持っていって絵を描いてみたりするといいこと。植物からのメッセージは、本屋さんに行ったときとか、たまたまつけたテレビとか、思いもかけないところから貰える事があること。これから、地球市民として生きていくために、食料の問題とか、日本がどんな状態にあるかとか知ることで、少しでも何かを変えていったりできるのでは。。。大きな話から、実践的な事までいろいろ、もりだくさん。

 もっと自然の多いところで、半農な生活をしながら生きるのがヒトとして理想的なのかも、と思いました。私の通ってるスクールの先生も農場の研修生(?)になっていて、学ぶ事が沢山あって、楽しいと仰っていました。今のところ、私に出来る事は限られています。・・・けど、出来るだけ、自分の意識を土・大地と繋げていたい。と接に思いました。人間の友達だけではなく、身近に、植物の友達を作りたいと思いました。

 その後、交流会で、安珠先生と少しお話。最後には、「アロマテラピー占星術(ご著書)」にサインをねだってしまいました。快く書いていただけました。本当に嬉しかった。今でも、サインを見るたびに身が引き締まる思いがします。

 帰って後安珠先生からいただいたメール。
 「都会でセラピストの仕事は重要な役割があると思いますが、セラピスト自身が本当に自然や自分の本質的なところのつながりを保ってかないと・・・・(中略)・・・・なかなか完璧にできていなくても、できていな自分と、そういうこと大事ということを認識しておくだけでも、バランスの取り方が違ってくるので大丈夫です」
 こちらも本当に心強く嬉しいアドバイス。100万力なお言葉です。これからも焦らずたゆまず、進んでいくぞ、と本当に思います。

 仙台に行って良かった。
 いつか安珠先生の、自然の中でのワークショップも参加したい。・・・そしていつかは、私も関西で何かを・・・。でも、まだそれは先の先の話。今は目の前にあることをひとつひとつ出来るようになることです。これが、中々難しいんだなっ(^_^;)