新・鋼の錬金術師始まった!2009年04月05日 23時41分08秒

 新年度早々オタク化(もともと?)しております。今日の5時からオン・エアーということで、見逃さないようにドキドキしました(^_^;)

 まだまだ物語は始まったばかり・・・というか、新アニメ第1話の位置づけは原作マンガの始まる直前のエピソード?!次リオール行くって言ってたし。次から原作どおりなのか、まだしばらくオリジナルが続くのか・・・。次回も非常に気になりますね~~。

 実家で「なんでアニメ」っていう目で見られても、やっぱこれだけは譲れないかも??!その後テレビを見続けるのか、DVDレンタルでガマンするかは、自分のハマり具合によって考えましょう!ということで・・・・。

 夢にまで見た釘宮さんのアルの声ですが、勿論違和感ありません!前回「兄さん兄さん!!」のイメージが強いのは、きっと多分映画のせいでしょう!

 思い返せば、2005年から、早4年も鋼好きをやってるんだなぁ~~~。前回のアニメのラストに納得がいかず、原作を読み始めたら「あれ!全然展開違うじゃん?!」ということで、すっかりハマってしまい今に至ります。前アニメのラスト、「この重いテーマにあのラストでも甘い!」って言ってた友人がいたけど、いやいやいや、物語はみんなハッピーエンドがいいじゃん!

 こんな長いことファンやってる割には、作者の荒川さんが女性っていうのは最近知って衝撃を受けた私。思わず全巻読み返して一日潰してしまった日もあったなぁ~~~。

 身近にハガレンの良さを語れる人がいないので寂しい思いをしていましたが、ネットでファンサイトを見つけて、最近は徒に回りに勧めて迷惑をかけることなく(笑)過ごしています。でも、すっごくパワーもらえる少年マンガなんで、少年マンガ好きな人にはもっと読んで欲しいなぁ~~☆とも思いつつ(^^ゞ

そんなわけで今回は、色々余裕をもって楽しめるハズ!1年後、マンガの最終回も、アニメの終わりもハッピーでありますよう!

体調不良日記。2009年04月04日 23時24分10秒

 片頭痛対策のため、マグネシウムと、ビタミンB群を摂取し始めて2ヶ月。やっぱ生理3日目にして襲われた片頭痛。いや、今回は頭痛の痛さ的には、過去の最強の時と比べたら6割くらい。絶対痛さがましにはなってる。だけど、頭痛のあまり、なにもやる気が起きないのは同じでした・・・。金曜の午前から痛くなってきて、土曜の夜に治る・・・初めから終わりまでだいたい35時間くらい。これもあんまり変わらず。。

 痛さがマシになったのは、効いた、と見ていいのかな~~?微妙~。

 先月は、ちょうど生理と旅行が重なったため、バタバタして、いつ片頭痛があったのか記録せずです。でも、どっかでノーシンを1回くらい飲んだような気がする・・・。だから、月1回片頭痛ペースは変わらず、ですかね~~。

 まぁ、まだ2ヶ月なんで、Mg&V.Bはしばらく続けますが、あとは、ハーブで片頭痛に良いらしいナツシロギク試してみるか、だまされたと思って、頭痛によいらしい枕を買ってみるか。。。

 そんな辺りですかね~~。

 
 他の不調では、右手首の痛みは、12月に病院でステロイド打ってもらって炎症が和らいだのに、まだ違和感があったので、今は接骨院に通って、電気治療&テーピングしています。2ヶ月通って、手根骨の可動域がましになってきたので、延びきってしまったじん帯を補助する筋肉を鍛えましょう、というところまでこぎつけました。来週から、アロマセラピストの授業は実技ですよ・・・。ギリギリ間に合ったのか??間に会ってないのか??!

 耳鳴りは、大分量を減らしたきたとは言え、まだ抑肝散加陳皮半夏を飲んでいます。やっぱやめると、どうも耳がもわ~~んとしてきてしまう。耳鳴りは一度なると本当にやっかいです。漢方に頼るだけじゃなく、もっと「肝」の調子を薬膳というか普段の生活でも整えていければいいんだと思うけど。。。中々。。。


 ま、マイナートラブルのデパートですが、改善することもひとつの楽しみに気長に取り組んで行きたいと思います。

「ホノカアボーイ」見ました!2009年04月02日 00時06分40秒

 良かったです!何がいいってうまく言えないけど、すごく良かったです。じ~~んと心に染みる映画。

 最近映画を見ても、パンフレットってほとんど買わないんだけど、これは買っちゃいました!何故か。それは、ビーさんのスペシャルレシピが載ってるから!!!作れるかな??作れるかな??私も将来ビーさんみたいなお料理上手なおばあさんになりたい!!!・・・才能的に無理だろうな。。。とは思うけど。ビーさんのレシピで作ってみるときくらいは、お料理上手な気分で作ってみたいです!!!(・・・日々の自分のご飯、もっとなんとかしようよ・・・・(^_^;))

 そして、私がはらぺこになってた時に、美味しいご飯とスパム握りをくれた昌子おばさんのことを思い出しました。最高に美味しかった!!!!食べ物の思い出って強烈ですね!ハワイで出会った昌子おばさんは、埼玉でロミロミのお店をやってます。「絶対行きます!」って言って1年半。・・・・行ってないですね。こないだ関東素通りしたし。よし!昌子おばさんに手紙を書こう。「ホノカアボーイ」を見たら、ハワイと、昌子おばさんのスパム握りを思い出したこと。

 ハワイ、いいですね。贅沢はしなくていいから、次に行けたら欲張らずほけ~~~っとしたいです。だけど、悲しいかな色々頑張っちゃうんでしょうけどね。。。

菊花ミルク2009年03月29日 22時13分57秒

 目が充血しがちな私。2~3年前に漢方薬局で菊花茶を買いましたが、結構癖のある香り(ま、菊の香りなんですけどね)で、最初の頃こそがんばったのですが、常用できませんでした。冷蔵庫の中で放置状態。。エエ加減使い切るか、捨てるかしなくては。。。

 一度、お湯で菊花茶にしてみましたが、古くなった香りはしませんでした!まだ大丈夫そうです。だけど、中々「さぁ!菊花茶を飲もう!」と思い切れなくて、また放置。。。

 昨日、漢方薬局に行った時に、本に「菊花ミルク」のレシピが書いていました。牛乳と砂糖適量を沸かして、そこに菊花を入れてしばらく蒸らして、濾して出来上がり!これなら甘くて飲めそう!と、今日早速作ってみましたが、甘いホットミルクに菊の香りがものすごくマッチして、美味しい!かなり私好みの飲み物です。クコをいれても合いそう!砂糖も、今回は白砂糖でつくってしまったけど、黒砂糖で作ったら、更に健康に良さそうですよね。

 菊花ミルクなら無理なく菊花を使えそうです。

ユーミンだぁ~☆2009年03月28日 21時23分21秒

 新聞を取ってないので、テレビが何をやってるかは行き当たりバッタリ。NHKの探検ロマン世界遺産の今日の旅人がユーミンで最終回だった。びっくり!考えたら、OPもEDもユーミンだったもんね。NHKの人がくどいたのかなぁ?そういう約束だったのかなぁ??

 ユーミン×アンダルシア・フラメンコを求めての旅でした。「私は今年55才になった。この町には、この歳になるまで来ちゃいけないと思っていた」というオープニングの言葉が印象的でした。そうかぁ。ユーミン55才かぁ。。この前(民放だったか・・・?!)のドキュメンタリー(アフリカとスカンジナビアをユーミンが旅する企画)番組で見て以来。昔より幾分ふっくらした感じだけど、相変わらず若いですね!

 フラメンコの音楽の、情熱的なんだけど、憂いを含んだ音楽は、たくさんの民族の交錯した歴史からしぼり出されたエッセンス。世界遺産の建物や遺跡にも、昔生きた人々の思いや情熱が込められているんだ・・と番組は締めくくられました。

 ユーミンは、宮崎映画「魔女の宅急便」の「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたら」で大好きになり、中・高生時代はアルバムを全部レンタルしてカセットにダビングしていました。ウォークマンで聞きまくってました。大学1年あたりの「春よ、来い」のアルバムの後しばらくユーミンから遠ざかっていたけど、「Wing of winter Shade of summer」というアルバムが、アフリカとスカンジナビアの旅番組のテーマ音楽に使われてて、その頃ユーミン熱が復活しました。

 今も、ユーミンから遠ざかってるかな。また古いカセット引っ張り出してユーミンの世界に浸りそうです。今も「Wing of winter Shade of summer」を聞きながら書いています♪このアルバムでは、「Northern Lights」が好きです。今聞いてると、紅白でイベントしてた「Smile again」もいいですね♪

  ちなみに、私もスペインは大人に(今も充分大人やろ・・笑)なってから行きたい国のひとつ。特にバルセロナのガウディのサグラダ・ファミリア協会が、小学生の時にはまだ私の生きてるうちには完成しなさそうだったのに、建設ピッチが早まり、50代後半~60代には完成しそうな勢いという噂を聞いて、リタイアする歳くらいになったら行ってみたいです。夢を叶えるには、ずっと元気で体力もつけときたいですね(^_^;)

 サグラダから話題が飛んで、桜ですが、今日はじめて3分咲きの桜を見ました!近所の桜はもうちょっと・・・って感じですが、阪急千里線沿線の桜は結構早いんでしょうかね?寒いのに。。寒いから、今年の桜は長持ちするかな??

「おくりびと」見ました☆2009年03月25日 20時41分06秒

 今日、ようやく見に行けました。
 今までテレビで何度も言い尽くされていますが、本木さんの所作や家族の愛情や山形の景色などなど・・・皆良かったです。

 さそうあきらさんのマンガと比べたら、マンガの方が主人公が暗かったし(映画の大ちゃんは、暗いというより無口な男なんですネ!)映画の方が、笑うところがある感じでしたねぇ(^_^;)

 社長の「どれでも好きなのもってけ!」の台詞が、あんな男気のある台詞だとは思いませんでした。マンガだと、棺のお値段のところはもう忘れてしまってたから・・・。

 あと、どうでもいいことなんだけど、事務員役の余さんが色っぽい!(笑)あの人、只の事務員さんなんでしょか?社長と只ならぬ(?)関係があるんでしょか??!どうなんでしょうね~。でも、社長も、無くなった奥さんのこと愛してそうでしたしね。そういう場合の男性の恋愛観ってどんなんなんだろう~~(^^ゞ

 主人公は、そこんとこは気にならないのかな?!本筋と関係ないから気付かない振りをしてるだけで、本当は気になってるのかな(笑)

 「あ~いい映画だった!」って終わるところが、「この映画はアカデミー賞!」と思うから、余計おおお・・・!と思いました。

 それにしても、「おくりびと」のアカデミー賞といい、昨日のWBC2度目の優勝といい、今の日本人は幸せですよね。世界的不況の真っ只中で、文化とスポーツで、明るいニュースに湧くことができて。

 こんな風にして、頂いたパワーを、文化やスポーツを支えて応援してくことで、次に更なるパワーを還元され、そんな風にして、いろんな事が発展していくんでしょうね。・・・ってスポーツはニュースしか見ないし、映画も1000円の日にしかいかないお前が言うな!っつ~気もしますけどね(汗)

 基本は、やりたいことをやって楽しむ♪ってことで。。

 原作の青木新門さんの「納棺夫日記」の感想はまた後日。

東北旅行・追記~名古屋モーニング&ひつまぶし2009年03月23日 21時59分57秒

 改めて書くのに、写真がなくて悔しい~~っ。カメラ持ってたのに、なんで撮らなかったんだろ???→食べるのに必死だったから(^_^;)
 モーニングの写真はかろうじて1枚ありました。が、これではね・・・。。


 エ~~ッと、ここ2年ほど、身の周りが何となく名古屋グルメブームみたいな風潮になっておりまして。だけど、私は、名古屋らしいものといえば、学生時代、長野にいく途中、きしめんを食べた事があるのみ。で、今回ムーンライトながらで朝6:00に名古屋に着く予定だったので、まっすぐ帰れば朝のうちには帰阪できるけど、仕事は休んじゃって、朝・昼は名古屋ご飯を食べてみようと思った次第です。

 お仕事や私用で名古屋にちょこちょこ行ってる友達にリサーチ。名古屋と言えばみそかつと言えば「矢場とん」というお店がいいこと。あと、朝昼連続油もんは嫌だというリクエストを出したところ、名古屋はモーニングが有名だ、ということで2件紹介してもらいました。ありがとお☆


 さて、名古屋入りの前日、電車に乗り詰めで、晩御飯はコンビニおにぎり2コ&野菜ジュースのみでした。早朝マンガ喫茶でシャワーを浴びてサッパリした後、モーニング探しに、通勤で込み合う地下街目指して突入しました!みんなお仕事大変なのに、ちょっと後ろめたい気持ちになるけど、私だって普段は観光客を尻目に職場へ急いでるじゃないか?!(新大阪は団体旅行のお客様が多いです)これくらいの贅沢許される許される~☆と思いつつ。

 1件目のモーニングを軽めに済ませて、まだ時間があったのと、前日の晩御飯が軽かったので、胃にまだ余裕があったので、もう1件のモーニングも、とりあえず探しに出発しました。


 後日談ですが、朝ご飯を外食する時は、基本「朝マック」だった私ですが。この旅行から帰って、初めて駅の喫茶店でモーニングなるものを食べてみました。(普段はこんな頻繁に贅沢していません(汗))何が一番違うか・・・といえば、メニューの書き方なんでしょうね?!大阪だと、モーニングAセット(ドリンク付)って感じで、ドリンクがおまけみたいで、それが普通と思っていました。けど、名古屋のは、モーニングセット(サンド付)って、まるで食べ物の方がおまけみたい!そんでおまけがコーヒーよりも豪華そうだったりするので、なんかすごくお得な感じがします。上手いなぁ~~~さすが、モーニング発祥の地(と聞きましたが?豊橋のが発祥なんでしょうか???)!!!


 こんなお腹一杯で大丈夫だろうか??内心思いつつ、名古屋セラピストオフィスさんへ。(多分ホントはあんまり満腹はダメ・・・だと思います・・・汗汗)でも、昼過ぎには、うっすらお腹が空いてきて。。。後はみそかつを食べたらミッション終了~!と思っていたところ、柴田先生から「お昼をご馳走しますよ」と嬉しいご提案が!有難く受けさせて頂き(だいたいにおいて私はずうずうしいのです・・・スミマセン)、せっかく名古屋の人と食べにいけるのですから、その方のオススメが食べたいなぁ~~☆ということで、柴田先生の「気分」だったひつまぶしをご馳走していただきました。

 ひつまぶし・・・・。3種類の味が楽しめるとか、熱田神宮の前のが有名だとか色々噂は聞いていましたが、これが、噂のですかぁ~~、と感心して眺めることしばし。

 どの位お茶碗によそっていいのか分からずに4杯になってしまいました。1杯目は、美味しいけど予想できた味。2杯目は・・・!これは気に入りました!普段うなぎの薬味って、さんしょうしか振ったことが無かったので、ネギとしょうが(しょうがはウロ覚え・・・)で食べること自体が新鮮!多分l、この2杯目を2回食べたと思います。(ややこしい・・・)で、最後のお茶漬けも美味しかったです。が、やっぱり一番感激したのは2杯目!(ネギとうなぎがこんなに合うなんて!!)

 あと、ひつまぶしのウナギは美味しいのに、しつこい脂っこさが全くなくて、これもかなり好みでした。私の消化器は、高級脂の乗った霜降り肉やトロや高級ウナギを嫌がるのです。あんまり消化器系が高級志向じゃないんですね。まぁ、滅多に食べるものじゃないからいいんですけど。

 だから、普通にスーパーで手に入るウナギ位が好き(でもアナゴの方が好み)なんですが、今度は、細かく切って、ひつまぶしver.2風にして食べてみたりするのも面白いかもしれない!と思いました。


 色々考えながら、美味しい美味しいと食べていたら、写真のことなんか思い出しもしませんでした。いやはや。


 柴田先生、たくさんお世話になりどうもありがとうございました!
 私も、大阪名物色々考えておきます!!(結局コナもんの可能性高いですけど。。。)また来られる時があれば、是非是非お声かけてください!



 今まで近くて遠い名古屋って感じでしたが、18きっぷで日帰りも全然可能かも。。今まで18きっぷが1枚余ったら、岡山・倉敷方面(後楽園・大原美術館)に行ってたのですが、東に行くのもいいかも~と思いました。暇のある18きっぷシーズンには、今回完全スルーしてしまった「金のしゃちほこ」も見に行ければと思います。

いちめんのなのはな♪2009年03月21日 23時44分12秒

いちめんのなのはな
今日の淀川河川敷。
十三野草苑。
奥の方はまだつぼみも多かったので、4月になったら、もっともっと、いちめんのなのはないちめんのなのはな いちめんのなのはないちめんのなのはな になると思います♪

東北旅行その②2009年03月21日 20時04分00秒

林風舎の看板
 写真は、花巻市大通りにある林風舎(RINPOOSHA)です。 

今日は、マンガ喫茶にガンガン(鋼の錬金術師)を読みに行ったついでに、ハチクロ⑦巻も見てきましたww

 多少脚色してそう・・・とは書いたけど、松島の景色がそのまんまな感じで読んでて嬉しい♪次松島に行くときは、ハチクロ⑦巻も持っていって見比べるべきですね。次は雨が降ってなければいいなぁ~~。多摩美もあんな感じなんだろうなぁ~~。

 帰りに郡山駅で途中下車したときに、時刻表もらってしまったのですが・・・。上野発札幌行きの寝台特急ってカシオペアと北斗星だけなんですね!北斗星は竹本くんが、岩手県の田舎道で父親の影を追って追いかけ、カシオペアは真山(←呼び捨て)が、リカさんを故郷に連れて行った・・・。両方とも作品に登場してるんですね!!すげぇすげぇ!こんなことでものすごくハイテンションになる私。ハチクロおたくなのか、電車おたくなのか自分でも分かりません・・・・(笑)


 今回は、もうひとつの私のおたくぶり(?)を発揮する宮沢賢治記念館について。宮沢賢治作品に初めて触れたのは、多分「セロ弾きのゴーシュ」家に絵本があったと思います。でも、まさか日本の作品とは思ってなくて、「ハーメルンの笛吹き」とか「ブレーメンの音楽隊」とかとおんなじようなもんだと思っていました。それが、小学校の高学年か中学校あたりに「銀河鉄道の夜」に出会い、なんていうか、「本当の幸い」を見つめる綺麗な物語にびっくりしました。

 そして、高校になったころ「春と修羅」の中の「わたくしという現象は(略)有機交流電燈のひとつの青い照明です」という言葉や「おれはひとりの修羅なのだ」という言葉にすっかり惹きつけられ、宮沢賢治という人っていったいなんなのだろう??どうして、こんな清い魂をもった人が修羅なのだろう???ってず~~~っと疑問だったのですね。夏になるたびに「銀河鉄道の夜」を読み返しては、なんとなくせつない気持ちに浸っていました。

 それが、いつだったか、「宮沢賢治記念館」というところには、賢治さんのチェロがある!というのを知って、長年しつこくしつこく行きたい行きたい!と思っていました。

 記念館は最初は、あ、意外と狭いと思ったのですが、あまりにも充実していて、かなり長いこといました。資料の多くは花巻の空襲で失われてしまったそうだったのですが、それでも、直筆の手紙や原稿が沢山残っていて・・・・。

 一番心に残ったのが、「銀河鉄道の夜」第4稿の最終ページでした。まだまだアイデア段階というか、ほとんどメモ書きみたいな感じで。まだまだ考える時間があったら、カンパネルラのお父さんが、ジョバンニにかける言葉も全然変わったものになっていたのかも知れませんね。それ以外の原稿も、本当に読めないくらい手直しを入れ続けていて。真実にどうやって近づけるのか、言葉を探し探ししつづけていたのが、本当に伝わってきます。「ほんとうの幸い」を求めるそこまでの情熱が、童話を書き、宗教活動し、農業やいろんな研究をする原動力なんだなぁ、魂の純粋な、でも、本当に修羅を生きた人なんだなぁと思いました。

 そんな事を思いながら、見ていると、解説員の方が、グループで来てる方に「雨ニモ負ケズ」の詩(詩というか手帳への書きつけだったのですが・・・)の解説をしていました。

 「"あらゆることを自分の勘定にいれずに・よく見聞きし分かり"、こういう事が、生きている人間には出来るわけがないんです。これは、菩薩の世界です。宮沢賢治は、もうこの時点では自分が長くない事をしっているので、"そういうものに私はなりたい"・・・っていうのは、死後、そういう存在になりたいっていう願望なんですね」

 解説された人はへぇぇ~~なるほどね~~と納得されてらっしゃいましたが、私は心の中で「待てよ」と思ったのです。死んで仏さんになって世の中を見守ってる人が、粗食とはいえ、1日玄米4合も食べるか??やっぱり賢治さんは、生きたまま、菩薩になりたかったんだと思うんですよねぇぇ。

 教師の職を「中ぶらりんの教師など生温いことをしているわけにはいかない」といい、病が一度癒えて就職した東北砕石工場の技師の仕事も「わがおちぶれ」といい苦悩した賢治。・・・そんなこと言われちゃ私の仕事なんてどうなのさっ?!て思っちゃうけど、そういうストイックさがこの芸術を生み出したというか。

 羅須地人協会の活動も、ざっとしかまだ見てないけど、労働と芸術は同じとか、いろんな事を考えてるメモ書きがものすごくシュタイナーちっくだと思いました。(だいぶん前にシュタイナーのノート展を見に行ったことがあるのです。もちろんドイツ語読めなかったけど・・・)童話で描いたこと以上にいろんないろんな事を考え抜いた人だと改めて思いました。30を超えて高等数学を勉強して、法華経の教えを数学的に解明しようとした・・・なんて事も書いてましたよ?!すごすぎる。

 数学の事は分からないけど、記念館に行って、私はますます賢治さんの事が知りたくなりました。告白されても困ると思うけど、好きなんです。(^_^;)


 宿泊したユースホステルで、車で温泉につれていってもらう時、偶然?JR釜石線の列車が走りました。闇の中、窓ガラスの灯りの連なりが、高架を走っていくその様子は、まさしく銀河鉄道に見えました。

 賢治さんのイーハトーブはやっぱり素敵な所でした。日本に生まれて良かった。日本に宮沢賢治さんがいてくれて良かったと思いました。

 ところで、意外な発見!世界経済は、去年のリーマンショックから、一気にとんでもな事になってる訳ですが、1929年、世界大恐慌の年、宮沢賢治さんは年表によると33歳です。今の私と同い年じゃん~~(^^ゞ

 この恐慌の時は、ありとあらゆることがどんどん破綻していって10年後に第2次世界大戦が始まってしまうのですが、そして、賢治さんはその世界を見ずに(彼ほどの感性の強い人は見ずにいれたことは良かったことかもしれないと思います)逝ってしまったのですが・・・。

 さて、今。第3次大戦なんて絶対いやだからね!微力でもどんなに微かでも世界が良くなるように祈りながら生き抜いてやりたいと思います。

 そして、その為には、仙台で安珠さんのセミナーで学んだような事をこつこつと小さくても積み上げることが遠まわしに見えても、自分の出来る一番重要なこと。と思いました。私の中で全てが繋がった感のある充実した東北旅行でした。


 
 帰りには名古屋に寄りまして。頭と体をフル回転させてきた旅行疲れがすっかり癒されました。
 柴田先生、ありがとうございました!!
 http://nto.at.webry.info/

東北旅行その①2009年03月19日 21時18分13秒

仙台のけやき並木です
 写真は仙台のけやき並木(夕刻)です。

先日の東北旅行について、落ち着いて書き始める時間がとれました。今回の旅行、最初から最後まで、完全に趣味にどっぷり漬かっています。こんな趣味に走った旅行をしたのは今回が始めてかも。。。いや、学生時代の卒業旅行(一人旅)で、NZにペンギンとアルバトロスを見に行ったのも完全に趣味どっぷりだったかも・・・??(^_^;) 基いっ。

 その①は、松島と、AEAJの東北地区イベント、安珠先生(アロマセラピスト・ボディーワーカーであり、パーマカルチャーデザイナーの方)の講演についてです。
※パーマカルチャーは、持続可能なライフスタイルひっくるめた農村生活みたいな???最近本屋さんでもそういうコーナー出来てますね。まだ詳しくは私も、わかってないですm(__)m


 3月、春休み18きっぷの季節。ムーンライトながらで東京に朝5時についた私は、何年ぶり?!という東京をスルーして(ラッシュに巻き込まれる前にっ!!)北上を続けます。この日は低気圧が太平洋側&日本海側のWで通過していった日だったので、お天気は陰鬱な雨。電車は順調に走り、昼すぎには仙台にたどり着いたのですが、外はざぁざぁ降り。。。外出たくないナァ~~、スタバで持って来た本を読んで(本当は電車用)ゆっくりすごしたいかも・・・と思いましたが、「いかんいかん!そんな事は大阪でもできる(しないけど・・・)、今日は出かけないと!!」と甘い考えを振り払い、荷物をコインロッカーに預け身軽になって、松島へと出かけました。

 なぜ松島に行きたかったか。・・・それは、私が羽海野チカさんのマンガ「ハチミツとクローバー」のファンだからです。主人公、竹本くんが、東京を逃げ出すように自転車で走り続け、答えを掴む重要なターニングポイントの舞台として描かれたのが、松島だったからです。羽海野さんは、綿密に取材をして、背景とかそっくり描くらしい・・・ので、是非、瑞巌寺とか五大堂にかかる「透かし橋」がどんなのか、見に行きたくて。で、ザザ降りの雨の中、歩き回りました。

 結論からいうと、マンガは本物どおりではないかもな、アレンジしてらっしゃるかもな(そりゃあそうかも)。。と思いました。五大堂の透かし橋も危なくないように、板が渡してあるし、渡った先でおみくじ引けなかったし。(昔はどうだったのか分かりませんが。。。)詳しくは、「ハチクロ7巻」とじっくり見比べてみないと分かりませんが、マンガは、引越し荷物にいれちゃっててすぐ見れないのデス。。だけど、「ああっ、ここはもしかして、あのシーンっぽい?!」っつ~とこもいっぱい発見。瑞巌寺のいろんな装飾も、竹本くんになった気分で見てました☆幸せ(*^_^*)

 あとは、修行の地、雄島が良かった。石窟が掘られてて、中にたくさんの(最盛期には1000を超えたそうな?記憶があいまい)の小さな仏像が納まっています。なんか小さい島なのに、日本離れした、ガンダーラな気持ちになります。不思議な島でした。(※ガンダーラ美術って訳じゃないけど、雰囲気シルクロードっぽいていうか・・・・3/22追記)

 濡れネズミになりましたが、行ってよかった松島。でも、出来れば次は晴れて暖かい日に行って、遊覧船とか乗ってみたいです。


 この日はユースホステル離れした旅館並みの設備で有名な道中庵ユースホステル泊。噂に違わぬ素敵さでした。相部屋になった母世代姉妹の方も素敵な方でしたが、「このユースはすごいですね」っていう話ばっかりして過ごしてしまいました(^.^)

 翌日は、昨日の雨なんだったの?!と思うくらいの晴れ!!!しかも、ぽかぽか暖かい。(最近ほどではないですが)この日はメインイベント!!AEAJ地区イベント、安珠先生の講演!!このためにわざわざ関西から来たのは私ひとりっぽい・・・(北海道から来てた人はいてたみたいですが。。。)「追っかけですね」って近くの人に言われてしまいました。「この機会を逃したら無いかも?!」と思っての参加で、いわゆる「追っかけ」ではないと思ったけど、やっぱ追っかけかもですね???

 講演の中身は、まさしく私が知りたいことが過不足なく、ドンピシャでした☆

 現代の忙しい生活から、ホリスティックなパラダイムに変わる大変な時代、大事な事は、おきている事を「考える」のではなく、「感じる」感性。微かなからだの声・自然の声に耳を傾けること。ちょこちょこ実践することが大事なこと。植物の友達の探し方は、心の目でぼ~~っとしながらゆっくり探すこと。お友達になる為に、スケッチブックを持っていって絵を描いてみたりするといいこと。植物からのメッセージは、本屋さんに行ったときとか、たまたまつけたテレビとか、思いもかけないところから貰える事があること。これから、地球市民として生きていくために、食料の問題とか、日本がどんな状態にあるかとか知ることで、少しでも何かを変えていったりできるのでは。。。大きな話から、実践的な事までいろいろ、もりだくさん。

 もっと自然の多いところで、半農な生活をしながら生きるのがヒトとして理想的なのかも、と思いました。私の通ってるスクールの先生も農場の研修生(?)になっていて、学ぶ事が沢山あって、楽しいと仰っていました。今のところ、私に出来る事は限られています。・・・けど、出来るだけ、自分の意識を土・大地と繋げていたい。と接に思いました。人間の友達だけではなく、身近に、植物の友達を作りたいと思いました。

 その後、交流会で、安珠先生と少しお話。最後には、「アロマテラピー占星術(ご著書)」にサインをねだってしまいました。快く書いていただけました。本当に嬉しかった。今でも、サインを見るたびに身が引き締まる思いがします。

 帰って後安珠先生からいただいたメール。
 「都会でセラピストの仕事は重要な役割があると思いますが、セラピスト自身が本当に自然や自分の本質的なところのつながりを保ってかないと・・・・(中略)・・・・なかなか完璧にできていなくても、できていな自分と、そういうこと大事ということを認識しておくだけでも、バランスの取り方が違ってくるので大丈夫です」
 こちらも本当に心強く嬉しいアドバイス。100万力なお言葉です。これからも焦らずたゆまず、進んでいくぞ、と本当に思います。

 仙台に行って良かった。
 いつか安珠先生の、自然の中でのワークショップも参加したい。・・・そしていつかは、私も関西で何かを・・・。でも、まだそれは先の先の話。今は目の前にあることをひとつひとつ出来るようになることです。これが、中々難しいんだなっ(^_^;)